グルクマの刺身としめ鯖
2011年10月28日/ 料理
グルクマを獲りました。
こいつは群れてても一定の距離をキープするのでめったに獲れるような魚ではないのですが、ごくごくたまに餌を食べるのに夢中なのかすごく近くまで寄る事が有ります。
セリに出しても安いし、沖縄の魚は白身ばかりで青魚は個人的にはとても貴重なので、持ち帰ることに。
サバの生食といえばアニサキスが怖いのですが、突いてすぐに内臓を取り出してアニサキスが身に移るのを防ぐ事で生の刺身で食べれるようになります。(この方法で最近は生の刺身を売っているところも有るようですが、100%という事は無いのであくまで自己責任の話しです。一度冷凍すれば味は落ちるけれどアニサキスは死にます)。
基本の刺身。
やはりこれは普段食べれない味で、臭みもなく旨いです。
せっかくなのでしめ鯖も作ってみました。
刺身同様にサクにしてから薄皮だけを剥ぎ、塩を振ってしばらく置き、染み出た水気をペーパーでふき取ります。
節約の為にビニールに入れてから塩を振った切り身と酢を入れて寝かせます。
表面が白っぽくなれば十分でしょう。
半分はしめ鯖で、もう半分は炙りで頂きました。どちらもめったに味わえない逸品でした。
沖縄でも生の鯖を流通して少しでもグルクマの価値を上げて欲しいところですが、揚げてすぐに内臓を処理しないといけない点や、沖縄の気候での鮮度の保持にも課題は有るのでしょうか。
冷凍ものや加工品はどうしても味がかなり落ちてしまうので、もう少し気軽に生のグルクマを味わいたいものです。
Posted by masa@ at 18:33│Comments(0)