およげ！あばさーくん

9月２２日深夜、真栄田の駐車場に到着する。
待ち合わせの相手は誰も来ていない。
自分の他には、これからエントリーしようとしてるタンクを背負った4人組の外国人。
エキジットしてきた外国人二人組。
軽く外国気分。早く来てくれ。

一人ヤドカリで遊んでいると、程なく二人が到着。
北谷から一緒の車だったんだね。
用意を終えて、階段を降りた所でマスクが無いのに気付く。
これで二回目。しかも前回も真栄田。
ダッシュで取りに帰り、再度階段を降り始めると、登って来る人が。
どうやらグローブを落としたらしい。
これで二回目。Mさん、あなたもですか。
でもまぁそれらしいのが駐車場の途中に落ちてたので、一先ず安心。

やっと準備が整いエントリー。
ナイトダイビングは二回目。
やはりまだ入ったすぐはちょっと怖い。
まずは青の洞窟の方へ移動する。
完全に漆黒の洞窟だが。

洞窟に入ると、ありえない透明度の水が広がっていた。
潮の流れのせいなのだろうか？
相変わらずここは下の方が水が暖かいという変な状態。
水底まで潜り、交代でライトで上を照らすと、
天上に幻想的な光が映し出される。
前回来た人達で発見したらしいが、これは本当にきれいだった。

洞窟を出て、その辺をプラプラする。
この日は西風で、波がやや立っていた。
そのせいで夜光虫が岸付近に溜まっているのか、
前回来た時の倍以上の密度で光っている。
全員ライトを消して月明かりで泳ぐと、
夜光虫は水を動かすと光るので体から光が煌いて見える。
一緒に行ったYは生物の居場所を見つけるのが上手かった。
変なウミウシの幼生とか、ばかでかいやどかりとか。
ヤドカリは背中にイソギンチャクを背負っていて、
水中に放つと猛ダッシュで逃げていく。
でもちゃんと隠れないので簡単に捕まる。
逃げる姿がすごいジブリっぽい動きだと言ったら二人共同意。
一時間位経ち、寒くなってきたのでエキジット。

真栄田からの帰り道、
自分はむらさきむらの前を通るルートを選択。
もう一台は多分すぐ５８に出るルートを選択。
どっちが早いのかな～と思ったら、５８へ合流する所で完全に一緒のタイミングで到着。
どっちでも全然時間変わらなかったんだね。
それなら次からは真っ直ぐな５８を使うかな。